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カスタマーレビュー
おすすめ度:
ノンフィクション
(2008-10-18)
非常に真摯なノンフィクション作品であると感じます。
事故(事件?)からは長い長い月日が経過しましたが、
今、改めてこの事故について読み直してみたいという方には、
ぜひご一読をお勧めします。
寄り添い、かつ、おもねることはない、
そういう取材(記述)スタイルはすばらしいものです。
コンパクトで完成されたノンフィクション。即時性も兼ね備えている
(2008-09-21)
本書は、JAL123便墜落事故を多角的に分析したノンフィクション作品です。
JALの社員、遺族、検視する医療関係者、保険などといった興味深い複眼的な視点から、
未曾有の惨事を検証していきます。
筆の運びは冷静沈着であり、底流には科学技術信仰への警鐘や、
80年代の日本社会の揺らぎへの批判もこめられています。
さらに、臨場感あふれる墜落への軌跡の再現や、
奇跡的な生還者の女性からの周到な証言の採録など、
読者を引き込む魅力も備えた完成度の高い作品だと思います。
あえて言えば、飛行機の構造を示した図表や写真を挿入していただきたかったです。
事故原因や事故現場を巡る詳細な著作も多い中、
300頁ほどで最低限の俯瞰図を与える本書の意義はいまだに大きいと思います。
なお、驚くべきことに、本書は事故からわずか1年で出版されています。
蛇足ですが、インターネットの発達はすごいもので、
今や本件のボイスレコーダーの音声(尾翼破壊音〜墜落音)まで聞くことができます。
本書と併せて拝聴すれば、悲しみや衝撃もより大きいと思います。
本レビューの場を借りて、亡くなった方々のご冥福をお祈りします。
あの事故を知らない人に
(2007-07-15)
僕が高校生の時に起こった事故です。
この本には当時新聞に載っていなかったことがたくさん書いてあり、
あの「事故」の詳細が手に取るようにわかります。
特に前半の管制室とパイロットさんたちのやりとりと奇跡的に生き残られた
落合さんのインタビューは実に生々しいです。
特に死を悟った乗客たちの「遺書」(といっても走り書きですが・・・)は
圧倒的な重みを持って読むものに語りかけてきます。
あの「事故」を決して風化させてはいけないです。
まず最初に読むのに良いのではないだろうか
(2007-03-25)
JAL123便墜落事件について知りたくなったとき、スタート点としてまず最初に読む本として良いのではないだろうか。墜落までの経緯や原因追及について、また遺体回収と検死について、本事件について押さえておくべきではないかという事項をひととおりカバーしていると言えると思う。
墜落原因とその調査をめぐる問題について更に知りたくなったときは「隠された証言」、遺体回収・検死を巡るドラマについて更に知りたくなったときは「墜落遺体」など読むと良いでしょう。
ノンフィクションの快作
(2007-02-07)
非常に高いレベルのノンフィクションだと思う。行き届いた取材、過不足の無い表現、そして構成。悲劇を題材にしながら感情が先走らない、冷静な著者のアングルと筆が素晴らしい。しかも、事故から僅か1年で出版されたところが驚きだ。
おすすめ度:
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非常に真摯なノンフィクション作品であると感じます。
事故(事件?)からは長い長い月日が経過しましたが、
今、改めてこの事故について読み直してみたいという方には、
ぜひご一読をお勧めします。
寄り添い、かつ、おもねることはない、
そういう取材(記述)スタイルはすばらしいものです。
コンパクトで完成されたノンフィクション。即時性も兼ね備えている
本書は、JAL123便墜落事故を多角的に分析したノンフィクション作品です。
JALの社員、遺族、検視する医療関係者、保険などといった興味深い複眼的な視点から、
未曾有の惨事を検証していきます。
筆の運びは冷静沈着であり、底流には科学技術信仰への警鐘や、
80年代の日本社会の揺らぎへの批判もこめられています。
さらに、臨場感あふれる墜落への軌跡の再現や、
奇跡的な生還者の女性からの周到な証言の採録など、
読者を引き込む魅力も備えた完成度の高い作品だと思います。
あえて言えば、飛行機の構造を示した図表や写真を挿入していただきたかったです。
事故原因や事故現場を巡る詳細な著作も多い中、
300頁ほどで最低限の俯瞰図を与える本書の意義はいまだに大きいと思います。
なお、驚くべきことに、本書は事故からわずか1年で出版されています。
蛇足ですが、インターネットの発達はすごいもので、
今や本件のボイスレコーダーの音声(尾翼破壊音〜墜落音)まで聞くことができます。
本書と併せて拝聴すれば、悲しみや衝撃もより大きいと思います。
本レビューの場を借りて、亡くなった方々のご冥福をお祈りします。
あの事故を知らない人に
僕が高校生の時に起こった事故です。
この本には当時新聞に載っていなかったことがたくさん書いてあり、
あの「事故」の詳細が手に取るようにわかります。
特に前半の管制室とパイロットさんたちのやりとりと奇跡的に生き残られた
落合さんのインタビューは実に生々しいです。
特に死を悟った乗客たちの「遺書」(といっても走り書きですが・・・)は
圧倒的な重みを持って読むものに語りかけてきます。
あの「事故」を決して風化させてはいけないです。
まず最初に読むのに良いのではないだろうか
JAL123便墜落事件について知りたくなったとき、スタート点としてまず最初に読む本として良いのではないだろうか。墜落までの経緯や原因追及について、また遺体回収と検死について、本事件について押さえておくべきではないかという事項をひととおりカバーしていると言えると思う。
墜落原因とその調査をめぐる問題について更に知りたくなったときは「隠された証言」、遺体回収・検死を巡るドラマについて更に知りたくなったときは「墜落遺体」など読むと良いでしょう。
ノンフィクションの快作
非常に高いレベルのノンフィクションだと思う。行き届いた取材、過不足の無い表現、そして構成。悲劇を題材にしながら感情が先走らない、冷静な著者のアングルと筆が素晴らしい。しかも、事故から僅か1年で出版されたところが驚きだ。
