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カスタマーレビュー
おすすめ度:
海の向こうから
(2008-11-09)
難しい表現もなく読みやすく、好奇心をそそるので、スラスラ読めた。忙しい日々に終われ、民営化というものにピンと来ない程、制度にうとかったが、やっと意味が分かった。貧困と戦争を結び付けた議論が知識層でされていても意味が分からなかったが、やっと意味が分かった。教育、仕事、戦争、医療、メディアについても考えさせられた。一つ一つの章がショッキングでもあり驚きながら読み、いろいろ深く考えさせられる。よく、「アメリカの後を追う日本」といわれているので、これから日本はどうなっていくのかが気になった時、この本を読めば参考になるだろうかと思ったのが、手に取るきっかけとなった。参考にはなったが、それは恐ろしいものだった。そうならないために、海の向こうから警笛をならしている。知っておいた方がいい現実をつきつけられる。
もう一つの世界は可能だ
(2008-11-06)
1957年初演のミュージカル「ウエストサイド・ストーリー」には米国の両面性を底辺層から見た「アメリカ」という曲がありますが、その半世紀後の報告だと言えると思います。
私は9.11を聞いて「攻撃された」ではなく「復讐された」と感じましたが、この本では、お金の使い方を誤り、自国民だけではなく、世界中で人々の人生をズタズタにしているのはなぜなか、ということを現象面から解き明かしています。
米国の後を追った日本は、大企業が次々と多国籍企業となったために国内での社会資本の充実を嫌い、更に新自由主義を進めた結果が現状だと考えれば、その逆を行わなければならないのは明らかです。
また、次郎物語(下村湖人著)第5部には戦争に向かう時代に対して「落ちて行くなら、せめて目を開いていたい」というような記述がありますが、メディアやインターネットが発達しても真実はなかなか見えて来ない現在と重ね合わせると、著者が「デモクラシー・ナウ!」に肩入れする理由がよく解ります。先日来日したスーザン・ジョージも、私の質問に対してメディアの責任を指摘していました。
まず米国をアメリカと呼ぶのは止めましょう。そうすれば「米国以外のアメリカ」=「中南米とカナダ」も見えてきますし、米国本土とハワイの先住民にも目を向けられるでしょうし、途上国のことも世界史も考えられるようになります。
経済ではなく、人権と環境を主体に考えて行かなければ、人類は生き残れません。
より良い人生を送ることができる別の世界は可能だ、と、著者を含む若い世代に期待しておきます。
本当に、素晴らしい本
(2008-11-03)
この本は、アメリカの「医療」事実が語られている。
皆保険制度はなく、破産した人に「メディケイド」という、公的医療保険があるだけ。
では、なぜこうなったのか。
ポール・クルーグマン『格差はつくられた―保守派がアメリカを支配し続けるための呆れた戦略』を読めばわかる。
「高所得者」から税金をとって、「低所得者にまわすだけ」として、医療保険は導入されていない。アメリカは、徹底的に「共産主義」が嫌いなのだ。
2冊を読み、全体像が理解できる。
貧困な人ほど太っている
(2008-11-01)
アメリカは本当に金持ちと貧困の両極に別れてしまったと感じる事が出来る
一冊です。ニューヨークでも児童の四分の一が無料の朝ご飯、昼食を食べて
いるそうです。無料の給食はジャンクフードが多いので、どうしても肥満になっ
てしまうそうです。
大国アメリカの目指すべき民主主義は環境や人権を大切にして、一人一人
が幸せに生きることが出来る社会を作り出すべきと著者は訴えています。
今のアメリカは、日常の生活が便利なだけと切り捨てています。
大変良い
(2008-10-11)
本書は現在アメリカが抱える諸問題について多々言及しており、これらの殆どがアメリカが抱える自由の結果であり、その諸問題のいくつかをアメリカが日本に輸入したいと考えているが、著者がそれに対し明言はしていないが批判的な意見を述べている点で非常に面白いです。具体的には、サブプライムローン、医療に対する競争の導入、貧困地域の高校生に対する軍事的なリクルート等の問題が扱われています。お勧めの1冊です。
おすすめ度:
海の向こうから
難しい表現もなく読みやすく、好奇心をそそるので、スラスラ読めた。忙しい日々に終われ、民営化というものにピンと来ない程、制度にうとかったが、やっと意味が分かった。貧困と戦争を結び付けた議論が知識層でされていても意味が分からなかったが、やっと意味が分かった。教育、仕事、戦争、医療、メディアについても考えさせられた。一つ一つの章がショッキングでもあり驚きながら読み、いろいろ深く考えさせられる。よく、「アメリカの後を追う日本」といわれているので、これから日本はどうなっていくのかが気になった時、この本を読めば参考になるだろうかと思ったのが、手に取るきっかけとなった。参考にはなったが、それは恐ろしいものだった。そうならないために、海の向こうから警笛をならしている。知っておいた方がいい現実をつきつけられる。
もう一つの世界は可能だ
1957年初演のミュージカル「ウエストサイド・ストーリー」には米国の両面性を底辺層から見た「アメリカ」という曲がありますが、その半世紀後の報告だと言えると思います。
私は9.11を聞いて「攻撃された」ではなく「復讐された」と感じましたが、この本では、お金の使い方を誤り、自国民だけではなく、世界中で人々の人生をズタズタにしているのはなぜなか、ということを現象面から解き明かしています。
米国の後を追った日本は、大企業が次々と多国籍企業となったために国内での社会資本の充実を嫌い、更に新自由主義を進めた結果が現状だと考えれば、その逆を行わなければならないのは明らかです。
また、次郎物語(下村湖人著)第5部には戦争に向かう時代に対して「落ちて行くなら、せめて目を開いていたい」というような記述がありますが、メディアやインターネットが発達しても真実はなかなか見えて来ない現在と重ね合わせると、著者が「デモクラシー・ナウ!」に肩入れする理由がよく解ります。先日来日したスーザン・ジョージも、私の質問に対してメディアの責任を指摘していました。
まず米国をアメリカと呼ぶのは止めましょう。そうすれば「米国以外のアメリカ」=「中南米とカナダ」も見えてきますし、米国本土とハワイの先住民にも目を向けられるでしょうし、途上国のことも世界史も考えられるようになります。
経済ではなく、人権と環境を主体に考えて行かなければ、人類は生き残れません。
より良い人生を送ることができる別の世界は可能だ、と、著者を含む若い世代に期待しておきます。
本当に、素晴らしい本
この本は、アメリカの「医療」事実が語られている。
皆保険制度はなく、破産した人に「メディケイド」という、公的医療保険があるだけ。
では、なぜこうなったのか。
ポール・クルーグマン『格差はつくられた―保守派がアメリカを支配し続けるための呆れた戦略』を読めばわかる。
「高所得者」から税金をとって、「低所得者にまわすだけ」として、医療保険は導入されていない。アメリカは、徹底的に「共産主義」が嫌いなのだ。
2冊を読み、全体像が理解できる。
貧困な人ほど太っている
アメリカは本当に金持ちと貧困の両極に別れてしまったと感じる事が出来る
一冊です。ニューヨークでも児童の四分の一が無料の朝ご飯、昼食を食べて
いるそうです。無料の給食はジャンクフードが多いので、どうしても肥満になっ
てしまうそうです。
大国アメリカの目指すべき民主主義は環境や人権を大切にして、一人一人
が幸せに生きることが出来る社会を作り出すべきと著者は訴えています。
今のアメリカは、日常の生活が便利なだけと切り捨てています。
大変良い
本書は現在アメリカが抱える諸問題について多々言及しており、これらの殆どがアメリカが抱える自由の結果であり、その諸問題のいくつかをアメリカが日本に輸入したいと考えているが、著者がそれに対し明言はしていないが批判的な意見を述べている点で非常に面白いです。具体的には、サブプライムローン、医療に対する競争の導入、貧困地域の高校生に対する軍事的なリクルート等の問題が扱われています。お勧めの1冊です。
